ラジオNIKKEI杯2歳S

レースを見た後にちょっと買い物に行って、帰ってきてラップタイムとかをじっくり眺めてみたんだけど、評価が難しいレースですね。


道中のラップ↓
12.6-11.0-12.3-12.2-11.8-12.0-12.3-12.3-12.3-12.9


リーチザクラウンが作り出したペース。59.9という1000m通過タイムは過去10年のそれの中でも一番速い。ただボクの感覚では、平均よりちょっと速いくらいで、馬によっては一番気持ちのいいリズムで走っていることもあるペースだと思う。それが2歳馬だとしても。


しかし、4コーナーを回ってくるときの迫力がまったく無かったリーチザクラウンは成すすべなく後退。変わりにロジユニヴァースが抜け出して突き放す。4馬身差もついた。でもこの馬の上がりが37.1。


…うーん。ここが難しいんですよね。確かに勝ちタイムの2.01.7はこのレースの中では速いほうなんだけど、前半がそれなりのペースになっただけに、あと1秒は速くなってもいいような気がするんだよね。ロジユニの上がりが36秒の前半くらいだったら合点がいくわけですよ。それが37秒かかってしまう。さらになぜか後続から差してくる馬がいない。普通この上がりだったら1頭くらい差してきてもいいはずでしょ、良馬場なんだから。


で、みんなの意見が気になったので2ちゃんへ。芸スポのスレしか見てないけど。タイム系のレスをピックアップ。


ディープインパクト新馬が2分3秒9でヴァーミリアンの勝ちタイムが2分3秒5なんだから十分速いだろ。

さすがにこの2レースは超絶スローの上がり勝負なんで、比較対象としては無いと思うけどなー。


とはいえ勝ち馬のタイムは優秀だぞ。1・2着が道中先頭だったから上がりのタイムがかかってるように見えるんじゃね?

むー…。しかし11頭もいて36秒で上がれる馬がいないとは。59.9はそんなに速いペースなのだろうか。

ここでこの冬の阪神2000についてのレスが。


なんか異常なほど上がり3ハロンがかかっているけど今年の冬の阪神って何故そんなにかかるのかな?


3週前の1000万、GブーツTが2.02.7、上がり最速は35.3、前半5Fは1.02.7。
2週前の1600万、元町Sが2.03.4、上がり最速は34.6、前半5Fは1.03.4。
2週前の2歳OP、エリカ賞が2.03.4、上がり最速は36.0、前半5Fは1.02.5。
今日のレースが2.01.7、上がり最速は37.0、前半5Fは59.9。

なるほど、思い切って平均ペースを1.01.0くらいに設定して今日のレースがかなりのハイペースだったとすれば、理解できる気がする。開幕週の鳴尾記念は速い時計が出てるけど、先週の阪神カップなんかはこのクラスにしては時計が遅いもんな。


こんなレスを見ながら、自分の中でのこのレースの評価をまとめていった。では…


ロジユニはとんでもない化け物ではないけど、十分クラシックの主役を張っていける馬。サンデー系×ダンチヒ系は、ディープスカイが代表格。一般的な評価よりもワンランク上くらいに考えておいたほうが馬券的には良さそう。


リーチザクラウンの敗因は…。
1.体調がイマイチ(これはつまらん理由だ)
2.ケガした(けっこうありそう)
3.実は距離に限界がある(これだったらちょっと面白い)
4.レーザーで攻g(ry (またか)


その他の馬はなんなんだ。だらしなさ過ぎるだろ。罰として北馬場のAコース10周や。


最後に…、興味深いレスを引用。


ロジはお父さんと同じで「なんかまだ時計の裏づけ見せてないよ!」とタイム厨から文句言われつつ、春クラシックをスッと勝ち上がって行くタイプ

うぎゃああああああああああ
そういうことか。

ボク、ネオユニヴァース嫌いだったな。地味で。でもなんか勝っちゃうんだよね。この馬もそうなのか。気をつけよう。